コラム

個性を出すこととはシンプルに考えること。

投稿日:2015年6月26日 更新日:

この前、ふと思い出したのが、就職活動のこと。まぁ、うまくいかなかったので、あまり人に話したこともないんですけどね、この時にちょっとした気づきがあったのを思い出したのです。今、改めて、その時の気づきの重要さに気づいたというか。

なんか、その時にうまくいかなかったことから、今の自分までなんだかんだ言って繋がってる気がしてならないんですよね。どれだけ捉われていたのかと(笑)。

20年前の就職活動のこと

今からもう20年も前のことになりますが(笑)、僕は就職活動がうまくいかずに留年しました。大学時代はラクロスというスポーツに明け暮れ、4年になって、自分が本当に何をしたいのかわからないまま就活を始めてしまいました。

部活の仲間やクラスの友人が次々に内定をもらって就活を終える中、金融にも商社にもメーカーにも興味を持てず、何がしたいかさっぱりわからないので、志望動機もうまく固められず、最終面接までなかなかたどり着けずにいました。

ある時、とある金融機関のリクルーターに、「君の志望動機は、ウチの特徴を言っているだけだよね。志望動機になってない」とばっさり。

しばらくは、「なにを偉そうに!」という怒りに満ちていましたが、しばらくして、手元の志望動機を見直しながら、確かに言われた通りかもしれないな…と思うようになりました。

で、結局うまくいかず、両親にもう1年やらせて欲しいとお願いをして就活を辞めました。正確な時期はもう覚えてないけど、多分、7月の終わりくらいかな。ちょっと粘ったけど、激しく粘った記憶はないです。

正直、みんながみんな、やりたいことを見つけたとは思わないけど、やっぱり「なぜそれをやりたいのか」が見えてないとうまくいかないですよね。

開き直って自分を出してみる

2回目の就活は割と順調でした。やりたいことも自分の中でははっきりしたし、落ち着いて考える時間もあったし。

もう後がないという不安もかなり大きかったけれど、開き直りもあったかなと思います。

開き直りというのは、自分を出すということです。受かりたいがために、それっぽいことをうまく言おうとするのをやめたというか。(と書いていること自体やや恥ずかしいけど)

面接では、留年した理由や学生生活で経験したこと、感じたこと、思っていること、隠さず全部話しました。大学で勉強したことなんて、ほとんど話しませんでした。聞かれもしなかったし(笑)。でも、面接はどんどんパスしていく。不思議なものですよね。

とある面接で、「今日は楽しかった。また会おう(ニコッ)!」という言葉をもらいました。いや、もう雑談のような面接だったんですけどね。で、帰りの電車の中で、自宅からポケベル(古っ!)で大切なことを伝えたいという電話があったよ!との連絡が入ったりして。

結局、いろいろ考えて、その会社には行かなかったし、大本命はダメだったけれど(笑)、2回目の就活は満足のいく結果で終えました。

この時に、個を出すということをつかみかけたはずなのに、その後にまったく活かせてないのが、本当に惜しい!

相手がどう思うかはコントロールできない

そんなこんなで入社した会社も1年半で辞めて、何度か転職を繰り返した後、2013年に独立して、今に至るわけですけど、その間10年ほど勤務した会社では、何度となく個性を出して仕事をしろ!と言われていました。会社のWEBサイトでコラムを書いたり、動画でしゃべったり、外部セミナーでも登壇したりしたけれど、組織に所属して、どうやって個を出していいかわからなかったんですよね。

いいこと言わなきゃいけないとか、かっこよく思われたいとか。こんなこと言ったら同業者はどう思うだろうとか。

それに、会社の中でも、ひとかどのポジションにいたこともあり、自分とみんなの理想のリーダー像に近づけることに一生懸命だったし、会社が自分のことをどう見ているか、どう評価されているかみたいなことも気になってました。

でも、全部無駄でした(笑)。

僕がいいことを言おうが、変なことを言おうが、リーダーとしての振る舞いをしようが、相手がどう思うかはコントロールできないとわかったからです。

個性を出すこととはシンプルに考えること

それをリセットするために、転職したのちに独立しました。

独立してからはその思いがより強くなりました。組織としての知名度もないし、広める機能もありません。そうすると、自分のことを知ってもらうためには、自分で情報を発信して露出していくしかないんですよね。

その時にやっぱり、

「いいこと言わなきゃいけない」
「かっこよく思われたい」
「こんなこと言ったら同業者はどう思うだろう」

みたいなことに捉われそうになるんですけどね、でも、やっぱり無駄ですよね。

ネットの向こうにいる相手はコントロールできないし、ブログやソーシャルメディアとかでいくら取り繕ったところで、会えば必ずバレるし、会わなくてもきっとバレる(笑)。

結局、人がどう思うかなんて気にしてもしょうがないし、自分の思うことを思うように、ベストを尽くすしかないということですね。これが個性を出すということなのかなと思います。自分と全く同じ人なんていないし。

だから、「自分らしく」ってきれいごとでも何でもなくて、そうすることでしか生き残れないということじゃないかと思うわけです。

自分を出した上で合わない人とは合わないし、そういう人をお客さんにする必要もないかなと思ったら、見事に一気にスッキリしました。

主観的に考え、主体的に行動するようにしたら、ものごとはものすごくシンプルだとわかり、複雑にしてしまうのは自分だったのかーみたいな感じです。

こう思うようになってからは、ものごとの見方や考え方も、出会う人も変わってきたかなと感じます。

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