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個人事業主がホームページ制作会社を探す時、選ぶ時のチェックポイントについて考えてみた

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個人事業主がホームページ制作会社を探す時、選ぶ時のチェックポイント

クライアントを含め、いろんな人から話を聞いてみると、WEBサイトやホームページ、ブログの制作を誰に頼んでいいかわからないという人は多いみたいです。

確かにそうだ。わかるはずがない。なぜなら、この仕事をしている僕も自分の競合がわからないくらいですから。

検索をかけて上位表示された会社がいい会社かどうかなんてわからないし、検索で一位を取ることと、広告で一番上に表示されることには違いはありません。なぜなら、広告はお金を出して位置を買っているだけだからです。

知り合いからいい会社を紹介してもらうなどしない限りは、検索をかけて出てきたサイトを一つ一つ見ながら探すしかないんですけど、読んでもよくわからないとうか、判断がつかないことも多いですよね。

というわけで、僕が考えるWEB制作会社の探し方、選び方のポイントについて書いてみようと思います。

ただし、企業のWEB担当者レベルの人と個人事業主では探し方や選ぶポイントが違います。今回は個人事業主についてです。

ホームページの目的を明確にすることから

ホームページやブログを作りたいのであれば、必ず目的がありますよね。集客とか販売とか。まずはその目的をはっきりさせて、それを実現するために思いつくキーワードで絞り込み検索をかけてみます。

一つ注意しておかないといけないのは、どんな素晴らしい会社に頼んだとしても、あなたが運用しなければ目的は絶対に達成できないということです。これはWEB活用の大前提です。

制作というサービスで手に入るホームページやブログは、目的を達成するための手段やツールです。目的を達成するためには、納品後にゴールに向かって自分でPDCAを回し続ける必要があるということを忘れないようにしないといけません。

運用のサポートやコンサルティングなどのサービスを利用することで、継続的な改善もしやすくなるので、運用のサポートをしてくれるかどうかも確認をしておいた方がいいですね。

課題を解決できそうかどうか

制作を依頼する上では、単なる制作代行サービスなのか、制作を通じて課題解決の方法を一緒に考えてくれるサービスなのかを見極めることが大事です。価格の違いが出るのはここだからです。

「いやいや、課題を解決するために作るんだから、考えるのは当たり前だろう」と思うかもしれませんが、そうでもないケースも多々あります。だからこそ見極めが大事なのです。

制作は基本的に「作業」なので、手数と時間の掛け算です。だから、格安サービスは手数が少ない(テンプレート化されている)とか、時間単価が安い(競争のポイントが価格になってしまっている)ということですね。

作業に課題解決という付加価値がのると金額は上がります。価格が安い場合には、課題解決という付加価値はないと考えた方がいいでしょう。

デザインも課題解決の手段の一つであり、付加価値です。だから、キレイであることに価値があるわけではなく、課題を解決するためのアイディアや情報の整理の技術に価値があります。

課題解決を考えて作られていない成果物は、運用をしても成果が出ない可能性があります。そもそも課題を正しく認識した上で作られているのかも怪しいですよね。そこは気をつけないとお金を無駄にしてしまいます。

マーケティング視点をもっているかどうか

課題解決のためには、マーケティングの視点を持っていることが必要です。

ホームページのデザインもコンテンツづくりも中心はマーケットです。つまり、お客さんです。だから、お客さんのことを話し合う前に、いきなりデザインの話が始まる場合には、課題解決の視点が抜け落ちているので注意が必要です。例えるなら、病院で診察の前にいきなり薬を処方されるようなものです。

仮にデザインがテンプレート化されていたとしても、お客さんを中心に考えて集客力のあるコンテンツを作れれば、そのサイトは機能します。

逆に見栄えを重視したオリジナルデザインのサイトを作ったとしても、そこにお客さんの欲しい情報がなければ人は集まらず、そのサイトは機能しません。

この違いを理解せずに、あんなデザインにしたい、こんなデザインにしたい、と話したところで全く無意味です。

また、現状把握をもとに解決方法の仮説を立てて、PDCAを回しながら改善しやすいサイトを作るには、見栄えに縛られず、「変えられるように」作っておく必要があることも頭に入れておいた方がいいですね。

最新の技術や知識を持っているかどうか

専門性が高くなればなるほど、このあたりの判断がつかなくなってきますよね。正直、依頼側に専門知識がなければ確認のしようがないです。

マーケティングの視点での課題解決の考え方を具体的にどう実践するのかを聞いて、解決するイメージできれば、任せられるかなと思います。

専門用語を連発するのは、顧客視点をもっていないということです。それは、技術や知識があっても活用できていないということだから、課題解決につながらないことが多いでしょう。

CMSを使って自分で更新できるかどうか

最初に書いたように、ホームページやブログの活用は運用が大前提です。だから、運用するための仕組みを持っていることは必須条件です。

ブログを構築する時に使われるWordPressやMovable Typeなどに代表されるようなCMS(Contents Management System)をベースにしているかどうかはチェックポイントです。

とあるサイトのコンサルティングの際に、現状のヒアリング段階で、そのサイトにはCMSが入っていないことがわかりました。しかも、PCページとスマホページが別になっていて、更新が発生した時には2つのページを更新する必要があるのです。

分けることは悪いことではないのですが、作り方がまずいですね。ページを追加したい時には、必ず2ページセットでの発注が必要で数万円。記事の原稿を渡して、テストアップして確認。本番化の依頼。コンテンツを1つ追加するだけで1週間から2週間かかるそうです。

作った後には改善だって必要なのに、成果が出るまでにどれだけ時間とお金がかかるんだ…。結構な金額で作ったサイトで、すぐに作り変えることもできないので厳しい。

状況を踏まえて部分最適を図る施策をうちましたが、今はコンテンツをどんどん作って、どんどん改善していくのがWEB活用の基本です。そんな時代にありえないやり方ですね。

ブログだけではなく、ホームページについてもCMSを使って自分で更新できるサイトを作ってくれるかどうかは確認しておく必要があります。

長い付き合いができそうかどうか

お互いをパートナーとして尊敬できるかどうか、好きか嫌いかも含めて長く付き合える関係性をつくれそうかどうかもまた大事だなぁと常々思います。

個人事業主であれば、すべてのことを一人でこなすことはできないので、各分野に信頼できるパートナーを作れるかどうかはビジネスの成長を考える上でも大切です。

毎回新しい制作会社に依頼をするよりも、強みを理解し、改善点を把握してアップデートをしてくれるパートナーを見つけたいものです。

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橋本 敬

WEBプロデューサー / 株式会社ブリッジ代表取締役 早稲田大学政治経済学部卒。オンザエッヂ、ミツエーリンクス、博報堂アイスタジオを経てブリッジを設立。WEB業界での20年の経験をもとに案件規模を問わずに活動中。趣味は写真とサッカー、デジタルガジェット収集。

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