起業・独立・開業

ピカソの逸話から学ぶサービスの価値に関する3つのこと

投稿日:2015年10月26日 更新日:

ボルト

先日、価格設定に関する話になった時に、ふとピカソの逸話を思い出して紹介しました。

こんな話です。

当時、画家として成功していたピカソは有名人となっていました。

そんなピカソに見知らぬ女性が話しかけてきたそうです。

「ピカソさん、私あなたの大ファンなんです。この紙に一つ絵を描いてくれませんか?」

ピカソは紙とペンを受け取ると30秒ほどで絵を描き、手渡しながらこう言ったそうです。

「1万ドルだ」

女性は驚き、思わず声を上げました。

「この絵を描くのにたった'30秒'しかかかってないのですよ?高すぎます!」

でも、ピカソは表情ひとつ変えずにこう答えました。

「30秒ではない。40年と30秒だ」

有名な話なのでご存知の方も多いと思います。

あちこちで語られている逸話ですが、都市伝説のようになっていて、どれも微妙に設定が違うのですが、趣旨はどれも同じです。

この逸話から、僕は3つの学びがあると思っています。

一つは、ピカソが自分の価値をきちんと理解していたこと。ピカソは自分の絵には、30秒という手間賃ではなく、30秒で人が欲しがる素晴らしい絵をかけるようになるまでの40年分の価値があることをわかっていたということですね。

当然のように思うかもしれませんが、自分にとっては当たり前のことが、相手にとってどんな価値があるかは案外わからなかったりします。

だから、自分が持っている価値をきちんと整理して把握しておく必要があります。

もう一つは、その本当の価値が伝わっていないということ

ピカソが描く絵が素晴らしいということはみんなが知っていても、完成した絵の裏側にある40年分の価値は伝わっていなかったということですよね。

描き上がった絵は30秒のものでも、それを可能にしているのは40年の努力と経験であり、そこに価値があるということです。

これは、僕らのような専門サービスも同じですよね。アウトプットの出来や精度はもちろんのこと、それを可能にする経験や知識、ノウハウなどを価値として理解してもらい、評価してもらう必要があります。

同時に、それらがどうしたら伝わるのかを考えることも必要です。

最後の一つは、もし、自分がピカソと同じ画家で、ピカソとライバル関係にあったとしたら、どう考えてどう振る舞うのかということです。

同じ絵を15秒で描く?

自分は50年分の価値を持っていると言う?

もっと安い金額で描く?

答えはないんですけど、自分だったらどうするかを考えることは自分のビジネスの大きなヒントになるのではないでしょうか?

追伸:我が家には当然ピカソの絵なんてないので、息子画伯の絵をアイキャッチ用に拝借しました…。

-起業・独立・開業

Copyright© 起業家のためのWEBマーケティング講座 , 2018 All Rights Reserved.