コラム

夜な夜なひとりでコンテンツを作っていた暗い20代(笑)。

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高木工務店

僕がWEBを仕事にするようになって、かれこれ20年近くになります。

20年もよくこの仕事やってきたな〜と懐かしさがこみ上げてくるのと同時に、WEBやデジタルまわりの技術の進歩への驚きもあります。

なんてことを思ったのは、先日、Adobe社から、あるアプリケーションの販売とサポートの終了がアナウンスされたことがきっかけです。

販売が終了してしまうのは、Directorというアプリケーションです。

Directorにはまった20代後半。

Directorは、画像や音声、映像、テキストなどのデジタルデータを組み合わせて一つのコンテンツを作るためのアプリケーションです。

PC上で再生するコンテンツはもちろん、CD-ROMやDVDなどで見るためのコンテンツや、Shockwaveというプラグインを使ってブラウザ上でインタラクティブなコンテンツを作るのに使われていました。アニメーションやゲームなども作れます。

僕はもともとWEBというよりもオーサリングに興味があったんですよね。自分の考えたストーリーをもとに、ひとりでコンテンツがつくれることに大きな魅力を感じていました。

仕事から帰って夜な夜な自分の世界観を詰め込んだコンテンツを作っては、自分のWEBサイトにアップして、人に見てもらうことに喜びを感じていました。なんかこう書くと暗い人みたいだな…。

でも、掲示板を通じて感想をもらったり、コミュニケーションをとったりするのがとても楽しくて、いつも次の作品のことを考えていたし、デジカメを持ち歩いて素材になりそうなものを片っ端から撮ったりもしていました。

20代後半は、会社では朝から晩までWEB制作の仕事をして、家に帰って深夜に自分の作品をつくるみたいな生活をしていました。う〜ん、やっぱ暗いな(笑)。

ちなみに画像は、Directorを使って独特の世界観のあるコンテンツを作られていた高木敏光さんの著書です。今でも僕のバイブルです。

大事なことはすべてDirectorが教えてくれた(気がする)。

WEB構築の会社に入ってからも、インタラクティブコンテンツ制作の子会社を立ち上げたり、企業のスペシャルコンテンツの企画制作を手掛けたりと、キャリアの半分以上はコンテンツづくりに携わってきたのですが、その根っこにあるのはDirectorなんですよね。

どうしたら、見てもらえるのか、どうしたら楽しんでもらえるのか、どうしたら買ってもらえるのか、みたいなことは、Directorでコンテンツを作っていた時にあれこれ考えていたことのように思います。今思えば(笑)。

そうこうしているうちに、ビジネスでのWEB活用がどんどん加速していく中で、商品やサービスにどうやって人を引き付けるのかというコンテンツの視点をもってマーケティングに取り組むと、これがまた面白くなって、プロデュースとかプランニングに携わるようになっていきました。

同僚の結婚式で流すムービーなんかも作ったけな…。

ストーリーを考えて素材を集めて作る。素材がなければ作る。

仕事はすべてそんな発想のもとで進んでいきます。これは今やっているコンサルティングも同じなんですよね。

起業したい人であれば、起業のストーリーを一緒に考える。商品がなければ作る。WEB集客したい人であれば、見込み客が検索してサイトに訪れるまでのストーリー(インサイト)を考える。引き寄せるためのコンテンツの作り方を一緒に考える。

どんなことを言えば興味を持ってもらえるのか、商品やサービスを通じて、その人がどんな状態になれば喜んでくれるのかを考える、みたいなことをイメージするわけですね。

ストーリーを考えて素材を集めて作る。素材がなければ作る。

これが原点にあるので、基本的に「無理」とか「できない」という発想があまりないんですよね。

こんな風な思考回路を作ってくれたのは、Directorなんじゃないかなぁと。

そんなDirectorがなくなると聞いて、Directorへのあふれる想いを残しておこうと、久々の独り言をポストしてみました。誰の役にも立たない記事ですね(笑)。

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