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ブログを始めたいなら、今すぐに始めた方がいい、その理由とは?

投稿日:2017年12月24日 更新日:

僕が独立をしたのは2013年の夏のことです。個人事業主として半年ほど活動をして、2014年の1月初めには法人化をしました。

なんて書くと順調そうに見えますが、独立当初は本当にしんどかったし、法人化をしたのも資金面で苦しかったからです。

満を辞して独立!というわけではなかったので、自分の甘さから家族にも心配をかけました。

あてにしていた仕事はすべてペンディング。家庭の貯金はどんどん減っていく中で、寝ても覚めても何とかしなきゃという追い込まれた状態で、お願い営業に奔走しました。

僕は、WEBの仕事を20年やってきて、大きなプロジェクトのリーダーもたくさんつとめてきました。技術や知識には自信があるし、会社の役員として経営にも参画し、多くの人を束ねてきました。

これだけのキャリアを積んできた自分なら、独立しても何とかなるだろうなんていう、愚かでどうしようもない自尊心があったんだと思います。いや、ありました…。

でも、独立をしてみると、そんな僕のことを知っている人はゼロだったのです。

なぜなら、自分のことを知ってもらうための手段を持っていなかったから。

自分は世の中に無視されているとさえ思ってしまう夜

誰にも知られていないということがこれほど、寂しく、情けなく、不安で恐ろしいものだということを、独立して初めて知ることになりました。

知られなければ存在しないのと同じ」とはよく言ったもので、自分のことを知る人がいないというのは、孤独とかそういうレベルの話ではなく、社会との接点を失ってしまったという恐怖に近い感覚かもしれません。

心が折れるとはこういうことなのかと痛感しました。

もちろん、かつてのお客さんや元同僚は僕のことを知っているし、いろいろと気にもかけてもらっていました。だけど、すぐに仕事をもらうことができて、お金に変えることができるのかというと、そんなにうまくもいかないわけです。

とりあえず、自分の存在を知ってもらうためのWEBサイトをつくりました。その道プロとしてで20年も働いてきたので、数日もあればサイトの一つや二つくらいは立ち上げられます。

だけど、そんなサイトを立ち上げたところで、いきなり大量のアクセスがなだれ込んできて問い合わせがバンバン入るなんてことが起きないことは、僕自身が一番よくわかっています。

WEBサイトを立ち上げても即効性がないことはわかっているけれど、スタートしなければ何も始まらない…その一心で数日間ほぼ徹夜でサイトを作り上げました。

サイトを作ったあとも、知り合いに声をかけて事情を話して「仕事をください」とお願いする日々が続くわけですが、毎日サイトを更新しても、やっぱりアクセスは全然ありません。

奇跡も起きず、すべては想定内であり予想通りなんですが、こんな具合に誰にも知られない、興味を持ってもらえないなんて状態が続くと、自分は世の中から無視されているんじゃないかとさえ思うようになるんですよね。立派な被害妄想です。

今でこそ、こんなことをつらつらと書けますが、貯金を食いつぶしながらお願い営業を続け、今月売り上げが上がらなかったらアウトかもしれない…そんなメンタル的にもギリギリの状態で夜な夜なサイトを更新していると、もう何が何だかわからなくなってきます。

今やっていることが正しいのか。やる価値があることなのか…ってね。

それでも、自分にできることをただただやり続けるしかないと思っていたので、誰も読まないブログを更新し続けていました。

冗談抜きに涙目状態ですよ、いい歳して。

転機は元チームスタッフからの仕事

書き続けたブログが実って仕事につながって、その後は…という美しいストーリーになればいいのですが、やっぱりそんな風にうまくもいかないわけです。

転機は僕のチームにいた元スタッフから発注してもらった仕事です。これがなかったら今の僕はありません。

納期的にウルトラタイトな仕事だったのですが、1ヶ月半の間、ほぼ不眠不休に近い状態で作業を続け、何とか公開にこぎつけて、一息つけるだけの対価を得ることができました。もちろん、僕一人の力ではなく、同じく元同僚の力を借りたりしながらですが、ここで一つ踏ん張れたのです。

そうこうしているうちに、また別のスタッフが声をかけてくれて次の仕事も、そしてその次の仕事ももらうことができました。

結局、この時に僕のピンチを救ってくれたのはブログではなかったんです。

喉元過ぎれば熱さを忘れる

ピンチを乗り越えると、少し余裕が出てきました。

余裕がある時に、ちゃんとWEBサイトを作り込んで、ブログを書いて自分のことを知ってもらうための戦略をたてて粛々と進めていくべきだったのですが、人間、喉元過ぎれば熱さを忘れるものなんですね。

仕事があると忙しさにかまけて情報発信を怠ってしまうわけです。

いや、ある程度のベースができていれば、それでもいいんです。WEBサイトやブログを活用することの最大のメリットはレバレッジですから。

でも、ベースがないのに情報発信をしないとなると、それはまずいことになります。ピンチに陥ることになった問題を解決できてないわけです。知り合いにしか知られていない状態。

なので、紹介が途切れると、また同じことが起きます。当たり前ですね。

本気でブログに取り組むことがビジネスの安定化につながる

やらなきゃと思いつつもブログにちゃんと向き合えずにいたのですが、リピートも紹介も自分ではコントロールできないので、じわじわとプレッシャーはかかってきます。

二度目はさすがにないよな…ということで、時間とお金にまだ少し余裕があるうちにブログに本気で取り組むことにしました。

やるべきことはわかっています。

いかにして自分のことを知ってもらうか。

使えるものはいろいろと試してみました。リスティング広告もFacebook広告もアメブロもYoutubeも試しました。コピーライティングの勉強もしたし、いろいろと教材も買ってみました。

でも、最終的に残ったのがブログだったんです。

WEB業界でプロデューサーとして長く仕事をしてきたこと、マーケティングや商品開発についての経験や知識もあったことも大きく影響しているのは間違いありません。

お客さんのことを考えて、必要としている人に必要なものをつくって届けるというシンプルな発想を体現しやすいのがブログだったんですよね。

経験上、WEBマーケティングの仕組みにのっとって、ちゃんとブログをつくっていけば、徐々にでもビジネスは安定していくという確信はありました。

試行錯誤をしながらもブログに本格的に取り組んでいくと、ブログやWEBサイトを入り口にしてビジネスが少しずつ安定していきました。

もちろん、その間も既存のお客さんからのリピートや、紹介での仕事も請け負いながらです。

ブログのデメリットは、即効性がなく、機能するようになるまでには時間がかかるし、Googleのアルゴリズム変更の影響を受けることもあるということです。

だから、仕事を受注するための入り口は、ブログ一本でという考え方は僕にはありません。リアルでのつながりから仕事があるのであれば、それはしっかりと強化すべきだし。複数のルートをもつべきです。

ブログはあくまでもツールの一つであって、ブログを書けば必ず仕事がとれるなんてこともありません。そこには、売れる商品が必要だし、人を集めるブログの作り方もあれば、運用の仕方もあります。

試行錯誤の中からの学びを得ながら、粛々と記事を書き続けることができれば、ビジネスを安定させるための柱の一つを作ることができるようになるし、その柱は太くなっていきます。

ブログが集客ツールとして機能するまでにはタイムラグがあるから、やるなら少しでも早く始めた方がいい。

独立する前に「ちゃんと」ブログを準備をしておけば良かったというのが僕の唯一の後悔です。

この世の中に確実なものなんて存在しなけれど、確実に言えるのは、自分の情報を発信しない限りは見つけてもらえる可能性はないということです。

知られなければ存在しないのと同じ。僕は身をもってこのことを知りました。

やるしかないと言ってしまえば身も蓋もないんですけどね、やらない人は残念ながら可能性はゼロです。

ブログは情報が蓄積されることで効果にレバレッジがかかりやすいメディアです。だったら早く始めた方がいいわけです。

継続は力なりなんていうけれど、やると決めてスタートを切って、その後もしっかりと続けているクライアントさんがレバレッジをきかせながら成果を出している姿を見ると、本当に嬉しくなります。

まだこれからという人も、今やっているけれどうまくいかないという人も、立ち上げたり、仕切り直したりするなら絶対に早い方が良いです。

仮に毎日一記事書くとしたら、今すぐに始めた人は一年で365記事たまるけれど、半年後に先延ばしした人が書きためることができるボリュームは単純に180記事程度だし、一年後に先延ばしした人の記事数は0です。

さらには、これもまた単純計算ですけど、記事を書いてから半年後にアクセスが集まり始めるとしたら、今すぐ始めた人のブログがアクセスを集め始めるのは半年後、半年後に先延ばしをした人は一年後だし、一年後に先延ばしした人は一年半後です。

この差は大きいですよね。

僕がメンターから教えてもらった言葉の一つに、

武器は走りながら拾う

というものがあるんですけど、この感覚って本当に大事なんですよね。

どんなに準備をしても完璧になることなんてないし、やってみなければわからないことばかりです。

だからこそ、早くスタートを切るというのは、ものすごく大切なことです。

「やりたい」とか「やろう」と思っているなら、今すぐにスタートを切りましょう。

人生の時間は限られているんですから。

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橋本 敬

WEBプロデューサー / 株式会社ブリッジ代表取締役 早稲田大学政治経済学部卒。オンザエッヂ、ミツエーリンクス、博報堂アイスタジオを経てブリッジを設立。WEB業界での20年の経験をもとに案件規模を問わずに活動中。趣味は写真とサッカー、デジタルガジェット収集。

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