WEB活用売上アップサポーターの橋本です。
今回の記事は、起業準備中、独立開業の準備中の方に読んで欲しいなぁと思って書きました。
最初に書いておきますけど、僕は起業しよう、独立開業しようと思ったときにブログの準備をしていませんでした。
そもそも最初はコネで仕事をもらうという計画のもとで進めていたので、集客の仕組みは独立して実績をつくりながら徐々に構築していけばいいかななんて考えてたんですよね。
結果として、その甘えた計画が狂ってすべてのアテが外れ、「お金がない」というかつて味わったことのない恐怖を感じながら、涙目になりながら試行錯誤することになりました。もう二度とあんな思いしたくないです。
起業の準備というと、本業のことを中心に準備を進めがちですけど、起業してからWEBマーケティングを学ぶとか、ブログでの集客のことを考えるのでは、はっきり言って遅いです。
起業や独立を考えたら、そのときからしっかりとブログに取り組んでおくことを強くおすすめします。
ホント、当時の自分に教えてやりたいです。起業して充実した日々を送る姿を想像しながら、有休消化開始までの日にちを指折り数えている場合じゃなかった。
起業や独立の準備に入ったらブログを書く
起業や独立を考えたタイミングで、誰に対してどんな商品やサービスを提供するかを考えますよね。細かいところがつまり切っていないくても、それなりのアタリはついているはずです。
であれば、次のようなことをリサーチすることができます。
- 見込み客の悩みや願望は何か
- どんな言葉で検索されているのか
- どれくらいの検索ボリュームがあるのか
- ライバルのブログやWEBサイト
これくらいのことがわかれば、ブログを書き始めることができます。
起業の準備段階だと、起業に対する自分の思いなんかを書きがちですけど、それは後回しにして上記の項目をリサーチしてみて、見込み客に何を伝えればいいのかを考えながら記事を書いていきます。
内容が多少ゆるくても、文章がうまく書けなくても気にする必要はありません。とりあえずは書くことです。検索エンジンからのアクセスを得るまでには、結構な時間がかかるので、始めるなら早い方がいいわけです。
書いているうちに、アクセス解析のツールから、どんなキーワードで検索されているか、どのページが読まれているのかが少しずつわかってくるので、タイミングを見て公開済みの記事をリライトすればいいのです。
よく質の高い記事を書けと言いますけど、この段階では数をこなすことの方が優先度が高いです。
ブログから商品やサービスへのフィードバックを得る
これは起業や開業の準備段階に限ったことではないんですけど、検索エンジン経由でのブログへのアクセスから見込み客が何を求めているのかの仮説がたてられます。
キーワードがわかれば、それが一番いいんですけど、検索エンジンの仕様で今はキーワードがほとんど見えないんですよね。なので、どのページへのアクセスが多いのかを見て、見込み客の知りたいことや解決したいことの傾向をつかむことを考えます。
実際には仮説と検証を繰り返しながら回していくんですけど、「ブログから商品やサービスへのフィードバックを得る」というのは、ブログへのアクセスをヒントに商品やサービスの見直しをかけて、お客さまが欲しいと思う方向に寄せていくということです。
起業準備中で、まだお客さまがいない状態であれば、ブログのアクセスから得られる情報は大きなヒントになります。
スピード感と密度をもって取り組むことが重要
とここまで、自分がやっておけば良かったと思うことを中心に書いてきましたが、これらに取り組む上で重要なのがスピード感と密度です。
起業や独立開業までの準備期間がどれくらいあるかにもよりますけど、ブログ集客の仕組みづくりにもプライオリティをつけて取り組む必要があります。
ブログ集客の仕組みをつくっていないと、起業してから最低でも3ヶ月はブログからの集客が期待できない状態になります。最低でもというのは、正しいやり方で仕組み化したとしてもということです。起業してから試行錯誤するとなると気が遠くなります…。
集客できなければビジネスはたちゆかなくなります。せっかく起業したのに、また会社員に戻るとか想像したくもないですよね。
もしも、仕組みづくりに不安があるのであれば、僕はコンサルをつけてつくりあげることをおすすめします。WEBマーケティングを一から勉強したりする必要はありません。ポイントを押さえて必要なステップを踏むことだけを考えるべきです。
僕自身も、今では自分のビジネスに足りない要素があるときには、その分野のプロの手を借りてスピードアップを図っています。どんなことでも試行錯誤は必要ですけど、その質をあげたいと考えているからです。
かつては、起業するからには、何でも自分でやれるのが理想だと思っていましたけど、スピードと効率が大事だと思うようになりました。
一番大事なのは時間ですからね。