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半額!? Evernoteプレミアムの価格プラン改定から学ぶ断れないオファー

投稿日:2016年7月21日 更新日:

エバーノートプレミアムの断れないオファー

僕はアイディアのメモや考えの整理にEvernoteというサービスを使っています。

ご存じない方のために簡単に説明すると、Evernoteのアプリを通じて覚書をメモするとネット上のEvernoteのサービスの中に保存されて、どこからでもアクセスできるようになるという超絶便利なサービスです。

電車の中で思いついたアイディアをスマホでメモしておけば、自宅に帰ってPCで見れるという感じですね。テキストに限らず写真や音声、PDFなども保存できるので、僕の仕事はこのアプリなしでは成り立たないんじゃないかと思うくらいです。

こんな便利なアプリが今まで無料で使えていたのですが、先日価格プランの発表があり、大きな制限が加わったんです。

Evernoteプレミアムの断れないオファー

これまで無制限だった同期するPCやスマホの台数が2台に限定されるというじゃありませんか。僕はMac3台、Windows2台、タブレット3台、スマホ2台を同期させているので、この中から2台を選ぶとか絶対に無理です。

長い間便利に使わせてもらってきたし、そろそろ有料プランに切り替えるか…と思ってボタンを押したら出てきたのが次のような画面です。

Evernoteプレミアム

Evernoteプレミマムの断れないオファー

これはキャンペーンの画面なのですが、松竹梅の松が竹よりも安く手に入るよという提案です。

キャンペーン価格は1年間の契約ですが、この1年に限って考えれば、もはや竹を選ぶ理由はないですよね。

いわゆる断れないオファーってやつですね。

最上位のサービスが中位のサービスよりも安価に手に入る

これはなかなか逆らえないですよね。中位のレベルのサービスを包括した一番手厚いサービスが一番安く手に入るわけですから選ばない理由がない。

半額を「節約」できる

プレミアムを選べばキャンペーンによって半額になります。なんてお得なんだ!と感じます。

でも、もともと無料プランを使っていた人は2,600円かかるので実際には今までかかっていなかったお金が必要になるわけです。

なのに、頭は半額になって節約できるというお得モードになってしまうんですよね。

3つのステップでゴールに到達しているイメージ

ランクによる付加機能の違いであって、サービスにはスタート地点もステップもないはず。なのに、プラスは山登りの途中のイメージ、プレミアムはゴールに到達したイメージを使ってプレミアムを選ぶことでゴールインできるという印象を与えています。

自分のサービスでも同じような提案ができないかを考えてみる

とこんな感じに考察してみると、価格とイメージでうまく誘導しているなぁということがわかります。僕も迷わずプレミアムをポチりましたしね。

僕の場合、サービスの内容と利便性を考えればキャンペーン価格の期間が終わっても年間5,200円のプランを継続するのは間違いありません。きっと同じように考える人も多いでしょう。

今回のキャンペーンは、もともと無料版を使っていた人を有料プランに引き上げて、さらには継続的に最上位のプランを使ってもらうためのものです。

ただ安くすればいいわけではありません。いかにして「この機会を逃しちゃいけない」と思ってもらうかということですね。あなたのサービスにもこうした断れないオファーを入れることができないかを考えてみてはいかがでしょうか。

[aside type="warning"]Evernoteのキャンペーンの内容は僕が契約した時のものです。[/aside]

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橋本 敬

WEBプロデューサー / 株式会社ブリッジ代表取締役 早稲田大学政治経済学部卒。オンザエッヂ、ミツエーリンクス、博報堂アイスタジオを経てブリッジを設立。WEB業界での20年の経験をもとに案件規模を問わずに活動中。趣味は写真とサッカー、デジタルガジェット収集。

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