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WEBマーケティング

ブログの集客の仕組みには効果検証の仕組みを必ず入れよう

投稿日:2015年12月20日 更新日:

google analytics

ブログを使って集客をしているけれど、まだ検証の仕組みを取り入れていないとか、取り入れてはいるけれど実際にはアクセス数を確認する程度にしか使っていないというケースが結構あります。

これまでに相談を受けてきた経験上、ブログ集客がうまくいかないという人の多くは効果検証をしていないことが多いです。何となくアクセスが増えた減ったという感覚でブログを運用している感じ。

それはとてももったいないです…。

ブログを活用した集客の仕組みには必ず効果検証の仕組みを入れる必要があります。なぜならブログに記事を書き続けるだけでは、うまくいっているかどうかがわからないからです。

ブログが集客に効くのは、書いた記事が貯まっていくことで検索の対象となるページが増えるからです。だから、書き貯めてきた記事がちゃんと集客できているかをチェックしないと、気がつけば誰も読まない記事を書き続けていたということにもなってしまうのです。

でも、効果検証の仕組みを入れることでブログの健康状態を把握しながら、改善のために次に何をすべきかがわかるようになります。

そもそもアクセス数とは何なのか?

ブログに効果検証の仕組みを入れる目的は、現状を把握して継続的に改善をすることにあるのですが、そもそもみんなが気にするアクセス数とは何なんでしょうか?

見込み顧客の数?潜在顧客の数?それとも…?

う〜ん、そうですね、、、

僕は、アクセス数とはそのブログが提供している価値を数値化したものだと考えています。

アクセス数がどんな意味を持つかを捉えていないと、アクセスアップが目的になっちゃうんですよね。アクセスアップさえできれば申し込みや問い合わせが増える気がしちゃうというか。

その結果、記事タイトルのつけ方や文字数、見出しのつけ方やキーワードの選び方などのアクセスアップのためのノウハウやテクニックに目がいくようになってしまうんじゃないかなと思います。

そんなアホなと思うかもしれないけれど結構多いです、このパターン。

もちろん、SEOや人目をひくタイトルのつけ方などのノウハウは必要です。でも、アクセス数を上げるということは、より高い価値を提供することだということを理解する必要があります。

当たり前のことですけど、価値のある情報のもとに人は集まるということです。

ブログが目的を果たしているかをチェックする

ブログを通じて提供する価値が高くなれば、アクセスも増えます。googleのアルゴリズムがコンテンツの質をより評価するようになったことからも、これは疑いようのないことです。

だから、アクセスを上げるためには、記事を書いてコンテンツを増やしながら、それが読者の役にたつ情報になっているのかどうかをチェックして改善していけば良いわけです。

そのためにまずは「ブログの目的」をはっきりさせておく必要があります。

どんな結果が得られたら目的を果たしたと言えるかを決めておくということですね。

集客フロー

 起業家のブログであれば、情報提供を通じて信頼関係を築きながら自分の商品やサービスの良さを知ってもらい、お問い合わせや申し込みをもらうこと。

もしくはメールマガジンなどの購読によって連絡先を教えてもらうことが主な目的になるかと思います。

読者が「もっと知りたい」「詳しく知りたい」と思えば、問い合わせやメルマガの登録など次の行動につながる可能性が高くなるし、次の行動につながらないとしたら、その原因を探って改善していく必要がありますよね。

そもそものアクセスが少ないのであれば、読者の役にたつ情報を提供できていない、あるいは検索エンジンに認識されていないと考えるのが妥当かなと思います。

うまくいっている時には、その理由がわかれば、水平展開をして他のコンテンツでも再現することができるようになります。うまくいっていない時は、原因を見つけることができれば改善することができます。

そのヒントを得るためにアクセス解析などの効果検証のツールを入れておく必要があるわけです。

アクセス解析で見るべきポイントとは?

検証するためには、アクセス解析のツールを導入するのが一般的です。無料で多機能なものといえば、Google Analyticsが有名ですよね。利用者も多いので使い方などもネットで検索すれば簡単に手に入るのでオススメです。

現状を知る手がかりとしては最初はこんな項目に注目すると良いでしょう。専門用語が難しそうに見えるかもしれませんが、内容は難しくはありません。今後の共通言語となるので、用語についてもそのまま覚えてしまった方が良いです。

    • セッション数

訪問数のこと。ブログにアクセスして離れるまでの一連の行動をまとめたもの。

    • ユーザー数

訪問者数のこと。一定期間内にブログを訪れた重複のない訪問者の数。

    • ページビュー数

いわゆるアクセス数のこと。ページがどれだけ見られたかをカウントしたもの。

    • セッションあたりのページビュー数

一人が見たページ数の平均値。この数が多いほどブログのコンテンツへの興味が高いと考えられる。

    • 直帰率

入り口となるページを見ただけで、自分が欲しい情報がないと判断してブログを離れる、つまり、直帰してしまう率のこと。

    • モバイル

ブログの訪問者のうちモバイルユーザーがどれくらいいるか。スマホ対応できているかで訪問者の行動が変わる可能性がある。

    • 参照元

ブログへの誘導元のこと。どこからブログへ飛んできたかがわかる。

    • 検索クエリ

検索時に入力する単語・フレーズのこと。検索キーワード。

    • 各ページのページビュー数

ページ毎のページビュー数。どのページがよく見られているかがわかる。

注意しなければならないのは、これらの指標はあくまでもブログの状態を表す事実に過ぎないということです。現状がわかっただけで満足するのではなく、こうした指標からブログがどんな課題を持っているか、どうすれば解決できるのかを自分で考える必要があるということです。

仮説を立てて改善策を実行し、得られた結果からもう一度仮説を立てて次の改善策につなげる…といったサイクルを回していくことになります。

改善策の考え方

ブログによって課題は違うので、一概にこうすれば良いというのは言えませんが、よくあるのはこんなケースです。

直帰率が高い

最初にアクセスしたページを読んだらブログから出て行ってしまうということですね。対策としては、記事の下部で関連するコンテンツの紹介をするなどして、もっと読んでもらうための工夫をすることが考えられます。

もし、ページごとに直帰率に違いが見えるのであれば、直帰率が低いページを分析することでもヒントが得られるかもしれません。

でも、そもそも記事がつまらない、役に立たないと思われているのであれば、内容そのものを見直す必要があります。だからこそ、仮説と検証によって原因を探りながら打ち手を考えないといけないわけです。

ただ、スマホでのアクセスの場合は直帰率が高くなりがちなので、ユーザの環境を参考にしながら改善策を考える必要があります。

検索キーワードからヒントを得る

googleの仕様で検索エンジンからの流入キーワードをすべて知ることはできませんが、手に入ったキーワードから次のコンテンツのヒントを得ることができます。

そのキーワードを参考に、訪問した人がどういう気持ちでコンテンツを見たのかを考えてみることはとても大事です。例えば「ブログ 作り方」であれば、自分でブログを作りたい人が情報を探していると考えられますよね。「ブログ アクセスアップ」であれば、すでにブログは持っていてアクセスアップについての悩みを抱えている人だということがわかります。

同じ「ブログ」をテーマにしたコンテンツでも、作り方を知りたい人向けのかアクセスアップの方法を知りたい人向けなのかで内容は大きく変わります。

あなたのブログの目的により近いのはどちらの人なのかがわかれば、関連するコンテンツを作ることで厚みを持たせたり、メールマガジンに登録することで無料の小冊子をプレゼントするなどの打ち手を検討することができます。

参照元から訪問者の心理状態を想像する

簡単に言うと、どこからブログに飛んできたかです。検索エンジン、Facebook、他のブログなどのリンク元はどこなのかを知ることができます。

参照元によって訪問者のモチベーションは違います。検索エンジンから来た人は情報を探しているし、Facebookから来た人は何となくとかたまたま訪問している可能性が高かったり。

タイムラインに流れてきたから何となく興味がありそうだからクリックしてみたという経験はあるのではないでしょうか?

同じコンテンツを見ても温度感が違えば、次にとるアクションが違うと考えるのが妥当です。もし、参照元によって成果に違いがあると考えられるなら、成果が上がりやすい参照元からの流入を増やせないかを考えてみるのも一つの手です。

まとめ

効果検証の仕組みがないと改善をする手がかりないので、効率的な打ち手を見つけることがなかなか難しいでしょう。だから、ブログの集客の仕組みを作るのであれば、必ず効果検証の仕組みも入れることが必要不可欠です。

ただ、繰り返しになりますが、アクセス解析から得られる指標のデータはブログの状態を表しているだけです。それらのデータを組み合わせたりしながら、どんなことが課題と言えそうかという仮説を立てることが必要です。

ブログの改善に必要なのは分析力と仮説力、それに改善策の実行力です。

アクセス解析のデータを参考にし、訪問者の心理状態を考えながらコンテンツを作っていくしかないんですけど、コツコツとやり続けた人は後々に大きな集客資産を築いていることに気がつくと思います。

ブログのアクセスアップは、ブログ集客をしている多くの起業家の関心ごとだと思いますが、アクセスアップが目的なのではなく、読者へより高い価値を提供することがアクセスアップにつながるということを忘れないようにしたいですね。

 

次は、ブログの記事はリサイクル命

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橋本 敬

WEBプロデューサー / 株式会社ブリッジ代表取締役 早稲田大学政治経済学部卒。オンザエッヂ、ミツエーリンクス、博報堂アイスタジオを経てブリッジを設立。WEB業界での20年の経験をもとに案件規模を問わずに活動中。趣味は写真とサッカー、デジタルガジェット収集。

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