WEBマーケティング

誰のためのデザインなのかを考えてみよう

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誰のためのデザイン

ひとり社長や起業家の方のデザインの作業をする時に、基本的に僕はクライアントの要望を聞きません。

なんて書くと感じ悪いですが…こんなことを考えているからです。

負のブランディングをしてはいけない

「こんな感じのデザインにしたい」「この色を使いたい」「こんな感じのフォントを使いたい」「文字は小さめにしたい」などなど、デザインについての要望を聞けば、いろいろと出てきます。

その要望がWEBサイトやブログの目的と戦略に合ったものであれば、それを取り入れてデザインをしていけばいいのですが、多くの人は「好き」を基準に「自分のため」のデザインを欲しがってしまいます。

WEBサイトやブログをつくるなら、自分のお気に入りのデザインにしたいという気持ちはわからなくもないですが、そうしてできあがるのは、ほぼ間違いなく自己満足のサイトです。

それをブランディングと呼ぶ人もいますが、自己満足は負のブランドイメージを作ってしまうこともあります。

使いにくい、わかりにくい、読みにくい、検索した時に思い浮かべていたこととたどり着いたサイトのイメージがかけ離れている…そんなことが起きたら、それは間違いなく負のブラディングをしていることになります。

お客さんのためにサイトのデザインをする

サイトのデザインは、サイトの目的やターゲット、伝えるべきメッセージなどを一つ一つ設計してコンテンツとともに決めていきます。

ですが、「こんな感じにして欲しい」というサイトとあなたのサイトは、目的や戦略、ターゲットも違うはずです。同じ業界の競合だとしても、まったく同じということはまずはないでしょう。

見た目の印象で判断して、スタートが違うのにゴールだけを合わせようとするからおかしなことになってしまうんですよね…。

デザインに凝りたいというのは悪いことではないんですけど、そういう人は、サイトの目的とはかけ離れたところに完成形のイメージを持ってしまう傾向があるので、要注意です。

趣味のサイトであれば、好きにやればいいんですけど、ビジネスであれば、自分の好きよりも成果の上がる方法を考えた方がいいと思うんですよね。

例えばですけど、水色のボタンと緑色のボタンがあったとします。もし、統計的に緑色のボタンの方がクリック率が高いとしても、水色が好きだからという理由で水色のボタンを選ぶのかなぁという話です。

もし、デザイナーから「何色が好きですか」とか「こんなサイトにしたいという参考サイトのURLを教えてください」なんて質問がきたら要注意です。そのデザイナーはあなたのためのデザインをしようとしています。

デザインはあなたの満足のためにではなく、サイトにアクセスした人が、あなたがサイトを作った目的を達成するための行動をとるように作っていく必要があるわけですから。

つまり、お客さんのためにサイトのデザインをすることが、自分のビジネスのデザインになるということです。

お客さんにとってのベネフィットを考える

時間とお金に余裕があって、じっくり構想を練りながら、ゆっくりビジネスを立ち上げればいいのであれば、がっつり設計をして作り上げればいいでしょう。でも、ひとり社長や個人事業主、スモールビジネスを手掛ける起業家であれば、そうもいかないはずです。

ビジネスの初期段階や再構築をする段階では、必要以上にデザインに凝るよりも、見込み客を獲得するためのコンテンツを用意することに注力した方がいいわけです。

だから、起業家のWEBサイトやブログは、目的から戦略、戦略から戦術へと落とし込む際にちゃんと理解を深めて、見込み客に向けてポイントを絞ったデザインでシンプルに立ち上げるのが効率的だし、何よりも現実的だと思うんですよね。

すごい凝ったけれど誰も見ないサイトを作っちゃダメだよ!ということです。

時間やお金といったリソースは限られているのですから、どこに力を入れるかを間違えてはいけないなぁと。

WordPressとテーマを組み合わせれば、シンプルかつスピーディーにサイトやブログを立ち上げることができます。

集客できるようになって、ある程度ビジネスが回るようになったら、お客さんに自分がどう思われているのかもわかるようになっているはずです。

「どう思われているのか」「どう思われたいのか」というのがブランドイメージになるので、それをより表現するためにデザインをブラッシュアップをしていけばいいわけですね。

よく、商品やサービスはお客さんにどんなベネフィットを提供できるのかを考えろ、と言いますが、デザインもまったく同じです。

読みやすい、目的の情報にたどり着きやすい、わかりやすい、など、読む人のベネフィットを考えれば、そういうデザインになっていきます。

効果の上がるサイトを作るポイントは二つ。コンテンツを充実させること。そして、誰のためのデザインかを考えることが大切です。

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