起業・独立・開業

40代の起業で成功するには豊富な経験を商品に変えること

投稿日:2016年8月10日 更新日:

僕の起業は今回が2度目。1回目は20代半ばでした。鼻息荒く独立をして、楽しい時間も過ごしたけれど、自分の力不足もあって2年ちょっとで会社員生活へと戻りました。

そして、再び40歳で起業をして今にいたります。

僕はキャリアのほぼすべてと言ってもいいくらいの時間をインターネット業界で過ごしてきました。

いろんな業界のいろんな会社のWEBサイトの戦略から構築まで携わらせてもらい、あんな会社やこんな会社がインターネットを活用してドン!と大きくなる瞬間を何度も見てきました。

一方で自社の組織マネジメントや経営にも参画させて頂き、本当に素晴らしい経験を積むことができました。

いいことも悪いこともあったけれど、会社員としての生活は楽しかったし充実もしていました。でもやっぱり雇われずに仕事をしてみたい。その思いがあって独立をすることにしたのです。

40歳での起業当初は涙目の連続記録を更新

独立してすぐに路頭に迷う寸前の大ピンチが訪れたのですが、そのピンチを仲間の助けを借りながら乗り越えた時に、本当に自分がやりたいことがわかってきました。

でも、やりたいことが見えてきた一方で、自分のことやライバルのこと、お客さんのことは実は全然わかりませんでした。というか、今にして思えばわかっていないということがわかっていなかったんじゃないかと思うくらいです。

いろいろと勉強をして、わかったような気がしても、実際にやってみるとどうも違うっぽいし、何度やってもやっぱりうまくいかないし。そんなモヤモヤの時期が続きます。

とにかくその頃は、いい感じでもがきまくっていました(笑)。考えて行動して、また考えて…を繰り返しても繰り返しても、光なんて全然見えないし、夜、1人でパソコンに向かっていると涙がちょちょぎれそうになってました。

それでも自分なりの信念にもとづいてブログだけはちょこちょこ書き続けていたんですよね。すると、ある日、ブログを経由して問い合わせがあって、その方からそのまま申し込みが入ったんです。

まさにゼロがイチになった瞬間ですね。そして、それをきっかけにビジネスが少しずつ回り始めたのです。

モノではなくコトに着目した時にビジネスが見えてきた

最初はなぜビジネスが回るようになってきたのか、よくわからなかったのですが、お客さんと接すれば接するほど、それがなぜなのかわかっていきました。

それは自分のビジネスの中で、モノではなくコトを売るというのがどういうことなのかを実感していく過程そのものでした。

僕は独立してから「コンサルティング」を売ろうとしていたのですが、自分が本当に売っているものは「よっしゃ!」とか「ワクワクする」とか「やったー!」とか、そんなことだということに気がついたんですよね。

情けないのは、僕は20年近くも「よっしゃ!」や「ワクワク」をコンテンツ化することを仕事にしてきたのに、自分のこととなるとわからなくなってしまっていたということです。

でも、その情けなさこそが大きなヒントになったんですよね。

専門性は問題解決の必要条件だけど十分条件ではない

専門性の高い仕事をしてきた人ほど、その専門性を武器にして起業しようと考えます。それは正しい考え方だと僕は考えています。

なぜなら、やりたいだけではなく得意なことを軸にしないと対価を得るのは難しいからです。

だから、多くの人が自分の専門性をいかにして売るかを考えるのですが、その際、お客さんが欲しいのは専門性によって問題が解決された状態とか結果だということを強く意識できるかどうかがカギになります。

また、個人ビジネスになると、会社対会社みたいな関係性よりも、人と人との関係性がより強くなるので、専門知識や技術だけが求められているわけではないことがわかってきます。

そう、個人の感覚が大事

これまでの経験上、実際に仕事に結びつくのは、ものごとの捉え方や考え方、進め方、対処の仕方、話し方、聞き方など、これまでの経験によるものや価値観が一致した時です。

僕の場合、WEBプロデュースやクリエイティブディレクション、マーケティングの業務経験だけではなく、管理職としてのマネジメント経験がビジネスをつくっています。

スタッフに力を発揮してもらう、モチベーションを高く持ってもらう、新たなチャンレンジをしてもらう、組織マネジメントができるようになってもらうといった人を育てる経験から、コーチング要素の強い二人三脚型コンサルティングという商品につながりました。

専門アドバイスだけではなく、一緒に実践しながら自分でビジネスを回していけるようになってもらうというコンセプトは、管理職としてのマネジメント経験によるものが大きいのです。

40代での起業はその経験こそが商品になる

僕は30歳でプレイイングマネージャーとして仕事をするようになり、年を経るにつれてマネジメントの責任は大きくなっていきました。

いろいろとうまくいかないこともあったし、感動することもたくさんありました。そして、それらが今の僕の商品をつくっているのは疑いの余地がないところです。

僕の元へ相談に来られる方の中には、同世代だったり年上の方もいらっしゃいます。

お話を伺っていていつも思うのは、年を重ねてきた方は、専門性を軸にしつつもいろんな可能性を持っているのに、ご自身ではそこに気がついていないことがほとんどだということです。

専門性とは違った角度で着目すると、強みになるもの独自のポジションを取れるものなどが見えてきます。知識や技術だけではなく、経験によって培われた人間力なども見えてきます。

僕は、そこに独自化のチャンスがあり、選ばれる理由があると考えています。

自分のことは自分ではわかりにくい

でも、悲しいかな、それは自分ではなかなか気が付きにくいんですよね。なぜなら、自分にとっては当たり前のことだから。

冒頭で書いたように、僕も自分のことはよくわかりませんでした。自分のことがわからないから商品もうまくつくれいないし、ライバルもよくわからない。そして自分がどんなお客さんの役に立てるかもわかりませんでした。

そこを一つ一つ紐解いていくと、独自性のある商品がつくれるし、ブログに何を書くといいのかもわかってくるんですよね。

自分自身のことは思い込みもあるので、気づきにくくわかりにくいですが、その殻を破った時に違う景色が見えてくるんだなぁと思っています。

40代の起業ならそれまでの経験が商品に違いをもたらします。もし、これから起業をするとか、起業したけれど商品がうまく作れないという方は、自分が何を持っているのかをもう一度整理してみることをお勧めします。

その視点をもって考えるとヒントが見つかりますよ。

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